【不法投棄に関わる取組】

 

 何十年もの間、不法投棄物が黙認される不作為がありました。

 

 不法投棄物としては、船舶エンジン、大型トラックのタイヤ、産業廃棄業者による不法投棄物、放置されていた廃船、自転車、家電、電線、船舶用バッテリー等がありました。

清掃作業は、12年にわたり毎月1回行ないました。

船舶エンジンは、クレーンとチェーンブロックで引き揚げ、ユニック車に搭載し、スクラップ屋へ持ち込みました。(有料)

タイヤは、羽田ひろばの遊園具に再利用したり、萩中公園の大田区ゴミ収集所へ持ち込みました。

廃船は購入したチェンソーで切断し廃棄しました。

台風により流され破損したプレジャーボート(3杯)は塗装をしなおし、遊園具として羽田ひろばに設置しましたが、2006年(平成18年)9月の簡易代執行で田園調布出張所の越智係長と調整の上、船3杯は不明とい形で処分されました。

ブルーシートや布のシートは掘り起こし廃棄しました。

不法投棄物の中には荏原製作所羽田工場の玄関プレート、荏原ポンプの部品等がドラム缶3杯分ありました。株式会社荏原製作所へ連絡したところ、名前入りのプレートだけは荏原製作所が持ち帰りましたが、それ以外の対応は行われず、部品等の廃棄物は、羽田ボランティア推進の会で費用を負担し処分しました。

鼠島・バードアイランド(中州)にもアスベスト(石綿)や、家電、工事用発電機、プラスチックのダクト、塗料などの化学物質などがあり、今でも放置状態と思われます。 

 

 清掃作業に必要なユンボ(中型ショベルカー)は、地元の方から清掃活動のために遊休機材を多摩川・羽田地区河川清掃に利用してくれと寄付され、大変活躍しました。これも、2008年(平成20年)2月の行政代執行で不要となったため、不明品として処分してもらいました。

清掃のために必要な軽トラック2台(1台寄付、1台23万で購入)も、大活躍しましたが、2006年(平成18年)9月の行政簡易代執行により、不明として処分してもらいました。

 

 1998年(平成10年)秋頃、清掃具用倉庫として、地元の方からコンテナが寄贈され、設置場所について検討の上、羽田ひろば横に設置しました。清掃活動には、様々な用具が必要となり、それらを保管するためのものです。長い間補修をしながら大切に使ってきました。

 2009年(平成21年)5月の行政代執行により、協議する場もなく半強制的に撤去され、その後の清掃活動に支障をきたしています。(後述) 



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