1-1.羽田ボランティア推進の会の活動

 

 発足 イモの配布から活動が始まる。

 

 1997年(平成9年)の暮、千葉県佐原市の友人から発起人・吉田氏へ芋100キロ(米袋3袋分)が送られてきました。発起人は、送られてきた芋とその量に驚き、仲間と芋を試食したところ、大変甘くておいしかったので、多摩川の土手を散歩する、未来のある子ども達やお年おりの方々へ石焼き芋にして配布してはどうかと話し合いました。仲間のみんなも「そうだ!そうしよう!」と合意し実行の計画を練りました。 ガソリンスタンドでドラム缶を購入し、石やマキを集め、配布を始めたところ、散歩中の方や聞きつけた方が集まってきました。 あるお年寄りの方は、涙ながらにシベリア抑留生活の思い出を話しながら、今の若い人たちの中にも、このようなやさしい人たちがいるのかと感動しながら「ありがとう」の言葉をいただきました。また、多くの方々からも「ありがとう」の言葉をいただきました。

 

 人に尽くすことの大切さを感じ、その「ありがとう」ということばがきっかけとなり、地域のために役に立つ活動をしたいという思いが沸いてきたのです。

 

 このことを期に羽田ボランティア推進の会は、1997年(平成9年)12月に地元の多摩川・羽田地区の河川敷美化清掃活動を目的とし、地元有志により発足しました。 生まれ育った地元は、かけがえのない古里です。その古里である多摩川・羽田地区の河川敷が不法投棄物、車両禁止区域内の進入車両、不法係留施設及び不法係留船舶により、環境が破壊されていたので、自然環境の保護を目的として活動しております。自らの川は、自らが綺麗にしようを「大義」として人として守り実行しなければならない大切なことを地道にこれまで12年間の活動を続けております。

 

 活動を通していろいろな行政の不作為の問題が見えてくるなかで、解決のための様々な活動を行っております。これまでに行ってきた活動内容は、以下の通りです。



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